こんにちは、コケシです。
コーヒー好きに共通するのは、「24時間コーヒー飲みたい」欲求ではないでしょうか。
僕もその一人。
・寝ようとしたら、どこからともなくコーヒーの香りが!
・寝る前だろうが、飲みた!
・寝る前にコーヒーを飲んでいいの?
・寝る前のコーヒーは何なら飲んでいいの?
こんな悩みを解決したくて調べてみました。
先に、結論。寝る前のコーヒーはOK。むしろコーヒーを飲んだ方がよく眠れるので、飲んだほうがよい。ポイントは、コーヒーの飲み方・種類でした。
コーヒーは天然の睡眠導入剤?
「今日はなんだか眠れない」という日。私は、寝る前に1杯のコーヒーを飲みます。
コーヒーを挽き、ゆっくり淹れて、のんびり飲む。脳の緊張がスーッと和らぎ、リラックスできるんです。そのまま布団に入れば、ポワーンと朝までぐっすり寝られます。
科学的にも、コーヒーのリラックス効果は証明されています。
杏林大学名誉教授の古賀良彦教授の研究です。約10年、コーヒーについて研究されていたそうです。
- コーヒー粉末
- レモン油
- 蒸留水
以上リラックス効果の高さを実験したところ、コーヒー粉末が一番リラックス効果が高かったのです。
ちなみに、古賀教授は、さらにリラックス効果の高いコーヒー豆の種類も実験していて、これはまた別記事にします。(ちなみに、論文はこちら→https://ci.nii.ac.jp/naid/110001080313)
トピックス①なぜリラックス効果が睡眠に大切か?
リラックス時には、脳波がα(アルファ)波に切り替わるのですが、コーヒーはα波が高いのです。脳波は、α波(リラックス)→θ波(浅い睡眠)→δ波(深い睡眠)の順で睡眠が深くなるにつれて変化します。α波は睡眠の入口なんです。というわけで、コーヒーを飲むと、リラックス効果でスーッと入眠できるんです。
就寝前の「1杯の水」で朝までグッスリ
さらに、寝る前の1杯の水分には、こんな効果があります。
- 就寝中の脱水症状を防ぐ
- 喉を潤し、寝つきがよくなる
- 夜のトイレが遠くなる
睡眠中にかく汗は、コップ1杯。汗をかけば、体内の水分はどんどん減少。血液がドロドロになってしまいます。脱水症状を起こすかも。
でも、寝る前のコップ1杯の水分をとる。これで、血液サラサラ。朝までグッスリ寝られるんです。
「寝る前に水分摂ったら、夜中に余計にトイレに行きたくなるのでは?」と思うかもしれません。でも実は、夜中にトイレに行きたくなるのは、睡眠が浅いからなんです。
思い出してみて下さい。すごく疲れた日。朝までぐっすり。目が覚めたら、そのままトイレへ。あれ? 夜中に起きなかったけどな。そんな記憶ありませんか?
「睡魔>トイレ」が真実です。睡魔を強くできれば、朝までグッスリ眠れるんです。
産業医科大学の藤野善久教授が実験で証明しています。
※以上の検証はコーヒーではなく、水で行われています。
「就寝前のコーヒー」はデカフェ一択
デカフェって、ご存知でしょうか。
英語表記でdecafです。英単語にdeとか付くと、否定の意味合いなんですが、今回打ち消すのはカフェイン(caffeine)です。
de (消す)+caffeine(カフェイン)=decaffeinated(デカフェインド。略してデカフェ)
ということで、デカフェとは、カフェインがない、もしくは極めて少ない状態です。
コーヒー界隈でデカフェといえば、ノンカフェインのコーヒーです。(デカフェは、カフェインレスの紅茶とか、緑茶などを指しても使います)
コーヒーを飲んだ後に夜、眠れなくなるのは、たいていはカフェインが原因です。
カフェインは覚醒作用をもたらす成分です。覚醒たは、目覚まし。だいたいコーヒー飲んでからカフェイン30分くらいで、目覚まし効果が発揮されます。
夜中に目覚めれば、カフェインの覚醒効果でしばらく寝られません。
寝る前はデカフェを一杯、と覚えておきましょう。
ちなみに、飲むのは寝る30分前がいいとか。ちょうど体の中に水分が浸透するそうです。
今日は、そんなところで。
じゃあね〜。
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