自宅でおいしい!コーヒーのプロ級の淹れ方完全ガイド(ステップ解説)

毎日飲むコーヒー、せっかくなら喫茶店で飲むような最高の一杯にしたいですよね。
一見難しそうに見えるハンドドリップですが、いくつかの「基本のコツ」さえ押さえれば、誰でも自宅でプロの味を再現できます。
この記事では、特別な道具(キッチンスケールなど)を使わず、初心者でもほぼ失敗しない「おいしいコーヒーの淹れ方」を分かりやすくステップ形式で解説します!

淹れる前に:なぜ「ペーパーフィルター」が一番おすすめなのか?

コーヒーを淹れる道具(フィルター)にはいくつかの種類がありますが、私は「ペーパーフィルター(ペーパードリップ)」をおすすめしています。理由は3つあります。

①すっきりクリアな味わいになる

紙がコーヒーの余分な「油分」や「雑味」を吸着してくれるため、豆本来のクリアな香りとコクが引き立ちます。

②初心者でも失敗しにくい

お湯を注ぐスピードで味をコントロールしやすく、狙った味を再現しやすいのが特徴です。

③後片付けがとにかくラク

使い終わったら、粉ごとゴミ箱にポイと捨てるだけ。毎日の習慣にするには、この手軽さが何より大切です。
「まずはハズさない王道の味を楽しみたい!」という方は、ぜひペーパーフィルターから始めてみましょう。

 準備編:用意する道具と「見た目」の目安

美味しいコーヒーを淹れるための第一歩は、正確な「準備」です。スケール(はかり)は使わず、スプーンや目盛りでパパッと準備しましょう!

必要な基本道具

まずは以下の4つを準備しましょう。

  • ドリッパー&ペーパーフィルター
  • コーヒーサーバー(目盛り付きが便利/マグカップに直接載せてもOK)
  • ドリップケトル(注ぎ口が細いものだとお湯がコントロールしやすいです)
  • コーヒーの粉(中挽きがおすすめ)

量の目安(カップ1杯分:約150ml〜180ml)

  • コーヒーの粉:コーヒースプーンすりきり1杯半〜2杯(約10g〜12g)
  • お湯の量:下のサーバー(またはマグカップ)の「1杯分の目盛り」まで抽出します。

実践編:お湯の注ぎ方(3つのステップ

道具と粉の準備ができたら、いよいよ抽出です。以下の3ステップの「見た目」を意識して淹れてみてください。

【Step 1】下準備

  1. ペーパーフィルターの「底」と「側面」の互い違いになるよう、折り目に沿って折ります。
  2. ドリッパーにフィルターをセットし、コーヒーの粉を入れます。
  3. ドリッパーを少し揺すって、粉の表面を平ら(レベリング)にします。表面が斜めになっているとお湯が均一に行き渡りません。

【Step 2】最も重要!味の土台を作る「1回目の注ぎ(蒸らし)」

コーヒーの美味しさを引き出すために、最も重要な工程がこの1回目の注ぎです。

  1. 粉の真ん中から小さな円を描くように、粉全体にいきわたってじんわり湿るくらいの量**のお湯を優しく注ぎます。
  2. 注ぎ終わったら、30秒間じっと待ちます(これが「蒸らし」です)。

●プロのコツ

新鮮な粉の場合、ここでハンバーグのようにぷっくりと膨らみます。これは豆の中のガスが抜け、美味しい成分を引き出す準備ができている証拠です。

【Step 3】抽出:あと2回お湯を注ぎ足す

30秒待って粉がふっくら膨らんだら、残りのお湯を注いでいきます。
ここからは、「ドリッパーの中の見た目」と「下の目盛り」だけを見て、中心に「の」の字を描くように優しく注ぎましょう。

2回目(たっぷり注ぐ)

ドリッパーの「上のほう(フチから1cm下くらい)」まで、円を描きながら一気にお湯を注ぎます。ここでコーヒーの美味しい成分がドバッと抽出されます。

3回目(仕上げ:下の目盛りを見る)

注いだお湯がスーッと減って、ドリッパー内の水位が「半分くらい」**まで下がったら、最後の仕上げです。下のサーバー(またはマグカップ)をチラッと見ながらお湯を注ぎ足し、**「自分が飲みたい量(1杯分の目盛り)」に達したら、お湯が残っていてもすぐに注ぐのを止めます。

仕上げ:味を雑味を入れないための最後のコツ

最後の大事なポイントです。
目標の目盛りまでコーヒーが溜まったら、ドリッパー内のお湯が完全に落ちきる前に、お湯が溜まった状態のままドリッパーを外してください。

(なぜ?)完全に落ちきらせてしまうと、最後に出てくる「えぐみ」や「雑味」までカップに入ってしまうからです。もったいないと感じるかもしれませんが、ここで諦めて外すのがクリアな味にする秘訣です。

さらにワンランク上の味を目指すための「3つの秘密」

基本の淹れ方に慣れてきたら、以下の3つにこだわると、喫茶店顔負けの味になります。

①お湯の温度は「85℃〜90℃」

沸騰したて(100℃)の熱湯を注ぐと、苦味やトゲが出すぎてしまいます。沸騰後、ケトルに移し替えて1〜2分置いたくらいの温度がベストです。

②水は「軟水」を選ぶべき

日本の水道水(軟水)や、市販の国産ミネラルウォーターがコーヒーには最適です。硬水を使うと苦味が強くなり、豆本来の風味が隠れてしまいます。

③飲む直前に「豆を挽く」

コーヒーは粉にすると一気に酸化が進みます。可能であれば、飲む直前にミルで「中挽き」に挽くのが、最も香りを引き出す方法です。

まとめ:自分だけの最高の1杯を見つけよう

いかがでしたでしょうか?
一見こだわりが強そうに見えるコーヒーの世界ですが、

  • ペーパーフィルターを使う
  • 1回目は全体を湿らせて30秒待つ
  • お湯が減ったら継ぎ足し、目標の目盛りで止める
  • お湯が落ちきる前にドリッパーを外す

この基本さえ守れば、特別な道具がなくても、誰でもお家で極上のコーヒータイムを楽しむことができます。

ぜひ明日の朝、お気に入りのマグカップを用意して試してみてくださいね!

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